古剣稽古日誌

古剣稽古日誌

〇10月14日(土)の「武士道場」は「林崎新夢想流居合」編です! 連続公開講座「武士道場―サムライの心と技を探る―」のごあんない 武術研究稽古会修武堂 主宰 小山隆秀 青森県弘前市の仲町(なかちょう)は、かつて弘前藩の武士たちが集住していた地区で、いま…

連続公開講座 「武士道場―サムライの心と技を探る―」のごあんない 2017年9月8日 武術研究稽古会修武堂 主宰 小山隆秀 青森県弘前市の仲町(なかちょう)は、かつて弘前藩の武士たちが集住していた地区で、いまも複数の武家屋敷が残ります。 津軽のサムライ達が…

〇定例稽古のお誘い旧弘前藩で伝承されてきた卜傳流(ぼくでんりゅう)剣術、當田流(とうだりゅう)棒術、林崎新夢想流居合、本覚克己流和(ほんがくこっきりゅうやわら)などの古流武術を中心に、心身を生き生きと豊かにしていく稽古を楽しみましょう。参…

〇「武士道場 妖怪編」のお知らせ 2017年8月12日(土)武家屋敷旧梅田家 弘前市若党町80(http://bukehouse-hirosaki.jp/aeaeccaaa/)で 「武士道場 妖怪編」開催(参加無料、講師 修武堂主宰 小山隆秀) 古代から武士は魔物も退治した。 歴史学や民俗学の研…

錦風流尺八について

2017年7月29日(土)弘前市の武家屋敷「旧梅田家住宅」にて 旧弘前藩の上級武士達が伝承してきた 根笹派大音笹流錦風流尺八(ねざさはおおねざさりゅうきんぷうりゅうしゃくはち)について、 同流の青森県技芸保持者 山田史生(やまだふみお)師範による演奏…

〇定例稽古のお誘い旧弘前藩で伝承されてきた卜傳流(ぼくでんりゅう)剣術、當田流(とうだりゅう)棒術、林崎新夢想流居合、本覚克己流和(ほんがくこっきりゅうやわら)などの古流武術を中心に、心身を生き生きと豊かにしていく稽古を楽しみましょう。参…

伝説では、塚原卜傳と林崎甚助のふたりの剣豪は、互いに交流があったという。 それが本当ならば、彼らが残した剣技も、具体的に共通する術理があったはずだ。 例えば、山形県で林崎夢想流居合を伝承されていた故奥山観禅宗家は、両雄をつなぐ具体的な技法を…

非常に多くの示唆に富む自由な打ち合い稽古だが、 それだけに、その刺激と楽しさだけに耽溺していては、だんだんズレていくこともある。 やがてそれは、怪我や加齢とともに失われてしまう。 ココロとカラダは生涯をかけて変化していくから、その年齢ごとのハ…

袋竹刀による自由攻防稽古をずっと工夫してきた。 本当に難しく、様々に模索してきた。 剣道式の相手に剣術式で対抗することも工夫してきた。 そのとき、素早いが間欠が生じてしまう「送り足」や「飛び込み足」の攻撃に対して、 古流が多用する歩み足、いや…

ときどき剣道高段者から、 「剣術は形ばかりで、剣道のように打ち合わないから痛くない」というご批判をいただく。 しかしこれは近代の誤解である。 研究史が示すように、近世初頭から各地の剣術流派は、袋竹刀を使った当てる稽古を始めていた。 我が家伝の…

定例稽古のお誘い(※会場が北辰堂へ変更)旧弘前藩で伝承されてきた卜傳流(ぼくでんりゅう)剣術、當田流(とうだりゅう)棒術、林崎新夢想流居合、本覚克己流和(ほんがくこっきりゅうやわら)などの古流武術を中心に、心身を生き生きと豊かにしていく稽古…

ここ数か月、博物館の資料整理で、美術品の梱包や輸送のプロ集団と仕事している。 そのなかの長老でひとり、見事な所作の方がいる。 他の学芸員は、貴重な資料を梱包する彼の技術に感心する。 しかし私はそれだけではなく、繊細な器物を破損しないよう、丁寧…

〇定例稽古のお誘い旧弘前藩で伝承されてきた卜傳流(ぼくでんりゅう)剣術、當田流(とうだりゅう)棒術、林崎新夢想流居合、本覚克己流和(ほんがくこっきりゅうやわら)などの古流武術を中心に、心身を生き生きと豊かにしていく稽古を楽しみましょう。参…

〇定例稽古のお誘い旧弘前藩で伝承されてきた卜傳流(ぼくでんりゅう)剣術、當田流(とうだりゅう)棒術、林崎新夢想流居合、本覚克己流和(ほんがくこっきりゅうやわら)などの古流武術を中心に、心身を生き生きと豊かにしていく稽古を楽しみましょう。ご…

武は「対立」を宿命的な課題としている。 だから稽古や試合が激しくなるほど、どうしても、いい感情ばかりではなく、負の感情も次々と湧いてくることがある。 それにどう向き合うかで、修羅の無間地獄に陥るか、文明の智慧としての武になるか分かれる。 勝っ…

弘前市一番の飲み屋街、鍛治町。 きらびやかなネオンと酔客たちで賑わう反対側に、ひっそりと福島道場がある。 小中学校時代、互いに鍛え合った剣道の強豪達はみなここで育った。 いまその稽古はなくなって、大学居合道部の稽古場となり、 最近、北文研が、…

津軽にもようやく春が来た。 深い雪に埋もれていた庭の小さな稽古場が、ようやく地表に出てきた。 またここで稽古ができる。 先日は、弘前で武学研究会を開催された光岡英稔師範と幹事S氏、外崎源人氏を我が家の稽古場にお招きして、林崎新夢想流居合の研究…

形とは何か。なぜ必要なのか。 わが家にも中近世以来の素朴な形がある。 己の好き嫌いを言えず、淡々と継承してきた。 亡き祖父は、明治末期に、卜傳流剣術を代々伝えてきた一族の長男として生まれた。 少年期には、旧藩の各武芸師範達や戊辰戦争を体験した…

〇定例稽古のお誘い旧弘前藩で伝承されてきた卜傳流(ぼくでんりゅう)剣術、當田流(とうだりゅう)棒術、林崎新夢想流居合、本覚克己流和(ほんがくこっきりゅうやわら)などの古流武術を中心に、心身を生き生きと豊かにしていく稽古を楽しみましょう。ご…

家伝の卜傳流剣術の小太刀稽古は、仕太刀(弟子側)が構えを打たれることから始まる。 なぜだろう。 剣道や剣術の地稽古では、間合いに入るや否や、ドンドン打っていく方が気持ちがいいし、技が伸びやすい。 幕末以降そのようなシナイ打ち込み稽古が流行した…

小太刀から剣理をとらえなおす。 たったひとつの武具だけではなく、様々な武具でも稽古することが、新しい視座につながる。 例えば小太刀。 古い形を、表演用や精神論、儀礼や有職故実のひとつとして伝承する方法もある。 だが、わたしはそれだけでは退屈で…

昨日の修武堂稽古。 みんなで家伝の卜傳流剣術と、林崎新夢想流合を稽古した。 家伝剣術は小太刀をやった。 たいがい古流剣術には、小太刀の技法がセットで伝承されている。 だがスポーツチャンバラ等の打ち合いで、短い小太刀で大太刀に対抗するのは至難の…

難解な古伝の形。まるで、身体と五感で解いていく謎かけパズルだ。 単に根性でカタチを繰り返しても見えてこない。 所作をなぞるなかから生じる違和感がヒントだ。 それを楽しめば、道場だけではなく、日常生活のなかでもいろんな気づきが浮かぶ。 長い模索…

近代に創られた各分野の「伝統」。 それがたったひとつの「正しさ」として他者を評価、睥睨している。 先日子どもが、剣道部稽古ノートに、武術・武道のバイブル「天狗芸術論」を引用した。 すると有段者のコメントは、誤読されたうえでの完全否定だった。 …

武は、剣は、自分だけ立派に動いていればいいのものではない。 相手との関係性のなかでこそ、武は生まれる。 人間関係そのものだ。 そのとき、古来から重要視されてきたのが拍子や調子などと呼ばれる、己の心身のリズムそして相手との関係のリズムだ。 家伝…

稽古で「正しさ」を繰り返すことは大事だが、問題もある。 すなわち「正しさ」「先生の教え」に囚われすぎ、順守することで安心してしまうと、 精妙に生きている己の心身にブレーキをかけ、固着させてしまうことがある。 「正しい歩き方」「正しい話し方」だ…

武の稽古には、その人なりの世界への向き合い方が、如実に現れることが多い。 これはつくづく、私自身の深い反省である。 往々にして、ものごとに出会った瞬間、己のクセによる先入見、または誰かにもらった既製の視点でとらえてしまう。 ことに武はその特性…

心身が復活してきた。また新しい心で稽古を始めよう。 この一か月、風邪をこじらせてから、ずっと体調がすぐれなかった。 しかし雌伏のなか、身体をモノとして考えるだけでは知りえなかった、その組成を見つめ直すこと、己を内側から組み替えていく作業がで…

〇定例稽古のお誘い旧弘前藩で伝承されてきた卜傳流(ぼくでんりゅう)剣術、當田流(とうだりゅう)棒術、林崎新夢想流居合、本覚克己流和(ほんがくこっきりゅうやわら)などの古流武術を中心に、心身を生き生きと豊かにしていく稽古を楽しみましょう。ご…