古剣稽古日誌

古剣稽古日誌

剣道

先日、正面衝突の相打ちを超える剣技はいかに…と悩んだが。 もしかするとヒントはすでに示されていたなあ。 家伝剣術の所作だ。 斬りそのものが防御を含んでいる。攻防一致。 だからこそ「生々剣」も「性妙剣」も、剣を主に、剣に導かれるように動くことを学…

『中山博道剣道口述集』(スキージャーナル社)を10年ぶりに再読している。 近代剣道と近代の居合道を創り上げた、中山博道師範については、いろいろな評価があるようだが、ともかくその激しい修行人生に驚嘆し、再敬服する。己の怠慢稽古が恥ずかしい。 …

世の中には、提示された地図どおりに進むことを喜びとする優等生タイプがいれば、 己自身でいろいろ探求することに喜びを感じるタイプもある。 私は後者なのだろう。 ときどき小学生の息子と、互いに木刀を構えて、自由攻防(遊び)をしている。 防具などつ…

今日、北辰堂の寒稽古納め会で、家伝剣術のほかにも、研究中の林崎新夢想流居合、本覚克己流和(柔術)を演武した。無刀氏、T氏、S氏にお助けいただいて。 おそらくこの道場では半世紀以上ぶりであろう。 私は一昨日、板の間での柔術稽古で、下手な受け身で…

永井義男『剣術修業の旅日記 佐賀藩・葉隠武士の「諸国廻国日録」を読む』(朝日新聞出版、2013年)は大変面白い。 幕末、鉄人流という二刀流を修めた佐賀藩士牟田文之助が、日本各地を二年間、武者修行して歩いた記録である。当時の剣術の実態が見えてくる…

息子が仮面ライダー鎧武という、戦国時代の甲冑を模したヒーローのベルトを着けて喜んでいる。 親父は、当世具足の鎧を着て、稽古して喜んでいる。なんとまあおかしな親子だなあ。 さて、形より自由な稽古だというが、それほど自由でもない気がしてきた。 よ…

実家で餅つき。 杵と臼で搗くことは稽古になるし、市販の餅よりコシが強くて美味しい餅ができる。 さて、十数年前からか「竹刀を刀だと思って稽古しろ」という固定観念と権威主義から解放されて、誰もに開かれた民主的な竹刀稽古独自の世界を切り拓こう、と…

「夫、人間ノ浮生ナル相ヲツラツラ觀スルニ、オホヨソ、ハカナキモノハ、コノ世ノ始中終、マホロシノコトクナル一期ナリ、 サレハ、イマタ万歳ノ人身ヲウケタリトイフ事ヲキカス、一生スキヤスシ、イマニイタリテ、タレカ百年ノ形躰ヲタモツヘキヤ、我ヤサキ…