古剣稽古日誌

古剣稽古日誌

竹刀稽古

昨日の定例稽古は、朝9時から18時まで。クタクタだが夢中で、アッという間の時間に感じた。 午前は、テレビ局勤務K氏のご指導のもと、無刀氏と下田雄次氏と私の三名で、弘前藩伝承の林崎新夢想流居合の記録映像を撮影した。 まだまだのレベルではあるが、4代…

稽古用の木製槍が二筋届いた。ひとつは直槍。ひとつは十文字槍である。 家伝剣術の先師たちは、弘前藩の宝蔵院流槍術も修めていた。同流の達人弘前藩士小舘儀兵衛は、小柄でありながらも、槍を持てば大力と目にもとまらぬ速い突きを発揮し「腰の釣り合いが重…

常に斬りが、剣が、そのまま身を包む甲になるからこそ、素面素小手の木刀稽古でも、致命傷とはならずに稽古できたのではないか。 木刀でそのことを学んで、真剣による闘争でもそうしたのだろう。 おそらくこれは当流だけではなく、往時の古流はみなやってい…

先日、正面衝突の相打ちを超える剣技はいかに…と悩んだが。 もしかするとヒントはすでに示されていたなあ。 家伝剣術の所作だ。 斬りそのものが防御を含んでいる。攻防一致。 だからこそ「生々剣」も「性妙剣」も、剣を主に、剣に導かれるように動くことを学…

何度も悩んできた剣術と剣道の違い。 今日改めてそれに気づかされた。 道場。互いに防具をつけて小学生の息子に剣道を教える。 古流に比べて実に理解しやすく、教えやすい。子供にとってもそうらしい。 明治生まれの祖父は、幼い頃から、旧弘前藩剣術指南番…

土曜日定例稽古。 抜刀術のT氏の指導で、真剣による試し斬り稽古。ひとつは、左右から糸でつるした紙一枚を斬るもの、そして台の上においた段ボールの筒を斬る稽古。 いずれもなかなか難しい。 そして私は、お相手を替えながら剣術と槍の自由稽古を実験。 弘…

小学生時代、365日毎朝、北辰堂で、故岩田夏岳先生、故佐藤兵衛先生、故斉藤勝七先生から剣道を習った。特に斉藤先生には基本から丁寧にお教えいただいた。 中学になると剣道部で、故川崎昭三先生から鍛えていただいた。疲れて動けなくなったときに無心のい…

事理一致とは何か。 「私は形稽古しかやらない」という師範もいる。それもひとつの方法である。 しかしその形は、初発において、混沌とした世界のなかから開祖が見いだした理である。 だからその成立には、成功ばかりではなく、多くの失敗や不協和音があり、…

『中山博道剣道口述集』(スキージャーナル社)を10年ぶりに再読している。 近代剣道と近代の居合道を創り上げた、中山博道師範については、いろいろな評価があるようだが、ともかくその激しい修行人生に驚嘆し、再敬服する。己の怠慢稽古が恥ずかしい。 …

ここ十年着ている剣道着と袴。 これで、剣術、剣道、古流居合、抜刀、棒術、槍術、柔術、現代格闘技、野稽古などいろんな稽古をやってきた。胸元の紐などは柔術稽古で何度も千切れたし、袴には真剣の突きが刺さった穴が二つある。 私にとって肉体の一部のよ…